渡辺 幸貴
チャレンジを重ねて
一流の技術者に
/ 12年目

中口径のベアリングを担当していますが、図面がわかりづらかったり、作業に時間がかかったり、通常よりも難易度が高い仕事が入ってきたときは、かえってやる気が出ます。苦心しつつも、無事に完成させられたときは、まさに「ヤッター!」という気分で達成感がほとばしりますね。

モノづくりの楽しさを満喫しながら、着実に成長できるのが、この仕事の魅力だと思います。

適材適所の判断、それをどう伝えるか

今、入社5年目で中堅クラスになったこともあり、加工技術以外に、人をまとめる方法についても勉強中です。各機械に適したメンバーを配置することで、効率が上がり、生産性が高まります。みんなの協力が必要ですが、そのためにはまず、働きやすい環境を用意することが大事です。根を詰めてばかりだと疲れてしまうので、適度にリラックスできるムードを作るように心がけています。

中堅とはいえ、まだ仕事に関して迷うことが多く、班長や主任など上の方たちから、よくアドバイスをいただきます。例えば、後輩の指導に関してなら、工場には日本人以外にベトナムの方も数名いて、その人たちに日本語の微妙なニュアンスをどう伝えればよいか教わりました。一人で辞書と格闘しながら頑張るより、スムーズに運んだ気がします。

私ももっと他の人をフォローできるようになりたいですね。